inイタリア_アルベロベッロ

2/26アルベロベッロへ向かう。アルベロベッロへ行くにはどこから向かったとしてもかなり面倒だ。俺はナポリから向かったが正確な行き方をインフォメーションの受付の人も駅の切符売場の受付の人も知らなくて大変だった。結局はナポリから列車を乗り継ぎバーリまで行き、そこから私鉄ないしバスでアルベロベッロまで行くという結論に。しかし詳しいことはバーリのインフォメーションで聞いてくれと言われた。列車でナポリからバーリまでは約4時間、バーリからアルベロベッロへは1.5時間、計5.5時間もかかりようやくアルベロベッロ駅へ到着だ。駅から歩くこと5分、真っ白に塗られた壁と円錐形の石積みの屋根が特徴的なトゥルッリの集落が姿を現す。この特徴ある石積みの屋根はモルタルなど一切使用せずに石を積んでいるだけというから驚きだ。まずは宿泊先を探すことに。インフォメーションでホテルリストを貰いホテルへ行くが満室だ。親切なホテルの受付の人が電話でホテルの空きを確認してくれようやく最後の一部屋をキープすることができた。世界遺産に宿泊するのはワクワクする。トゥルッリの内部は非常に暖かい。2重壁で中間に中空層が設けられているため夏涼しく冬暖かく合理的な造りとなっている。暖房器具やキッチン、風呂やトイレなど設備も整っていてとても快適だ。ヨーロッパで今まで宿泊した中では一番快適だった。時計を見るとすでに17時だ。さっそく外へ繰り出す。アルベロベッロの街は規模が小さいため2時間もあれば歩いて一通り見ることができる。オフシーズンのため観光客も少なく、特徴的な屋根と白一色で統一された街並みは歩いていてとても気持ちが良い。苦労したがここまで来た甲斐はあった。
2/27朝から2時間列車の時間ギリギリまでアルベロベッロの街を散策する。朝の澄んだ空気と暖かい太陽の日差し、真っ青な空はトゥルッリを引き立てる。十分満足したところで朝食を済ませ列車でバーリまで。そこから列車を乗り継ぎ4時間かけてローマへ向かう。ローマへ到着したのは18時。もはやヘトヘト。アルベロベッロで知り合った人とスーパーでワインと生ハムを購入して飲みまくる。ワイン1本2ユーロ程度なので安い。ついつい飲みすぎてしまう。
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