inスペイン_ビルバオ2

2/18朝8時に外に出るとまだ薄暗い。この時期観光にはほんと不向きだ。しかしヨーロッパ4日目にして今日はついに晴れなのでかなり嬉しい。河川沿いをゆっくりと歩き始める。最初に見えてきたのは美しい曲線を描いたカラトラバ設計のスピスリという橋、橋を渡ったところには磯崎ゲートが待ち構える。石とガラスの組み合わせが面白い。そしてさらに歩くこと数分、ついにゲーリー設計のグッゲンハイム・ビルバオが見えてくる。太陽の光に照らされてキラキラと輝く様はどこか地球外人工物のようでもある。前面には川が流れ、センスの良いトラムが緑の上を走り、周りには歴史ある古い建物が。いいね〜。街を散策しているとノーマンフォスター設計の地下鉄の入口も数箇所発見。こうして見るとビルバオの街、ゲーリー効果により著名な建築家の建築オンパレードだ。しかし仮にグッゲンハイム・ビルバオがなかったとしても街並みはきれいでとても雰囲気の良い街だ。人々は元気で明るく街は活気で満ちている。この街がほんとに衰退しかかっていたとは想像できないくらいだ。4時間くらい街を散策した後ホテルに預けていた荷物を受け取り駅へと向かう。今日中にはバルセロナだ。列車を待っている間少し時間があったのでバルセロナからミラノ行きの寝台の予約もしておくことに。駅の窓口なのにやはり相手は頑固としてスペイン語しか話そうとしない。まだ南米のほうが英語通じたぞ。まあそれはいいとして値段を聞いてビックリ!ユーレイルパスを持っているにも関わらず73ユーロだと。食事もなしの4人部屋だ。ユーレイルパスってどんだけぼったくりやねん。日本の外国人専用パスはめちゃくちゃ優遇されてるのに。
写真は上からビルバオのトラム、カラトラバの橋と奥に磯崎ゲート、ノーマンフォスターの地下鉄の入口。
[%7C%7C]