inチリ_パイネ国立公園3

1/21朝6時起床。7時半からの朝食まで時間があるので昨日雨で全く見れなかったビューポイントまで散策することに。20分くらいで行ける距離だったのでジャージにビーサンで行ったのだが、これが間違いだった。激しい強風に煽られ石で滑り太ももを打撲してしまった。たいした怪我ではなかったが今後短い距離でも山をビーサンで出歩くのはよそうと思った。しかしながら今日は天候も回復してくれたため素晴らしい景色を鑑賞して山小屋に戻ることができた。その後朝食を食べてテントに戻ると外に置いていた俺の靴のみを残してテントごとごっそりないではないか。まるごと盗難にあってしまった!?そんなわけはない。強風でテントが吹き飛ばされたのだ。中にはバックやカメラも入っている・・・周辺を見渡すと5mくらい吹き飛ばされ木々に引っかかっているテントを発見。中の荷物はテントの中でミックスされていたがカメラも無事だったのでとりあえず一安心。しかし良く見ると吹き飛ばされているのは俺のテントだけではない。周辺のテントもいくつも吹き飛ばされていた。両手で持ち上げるのがやっとの石を重しにしていたにも関わらずである。それほどの強風とおいうことだ。しかし雨に比べると全然良い。
荷造りを済ませ韓国人とも別れ一人次の目的地であるレフリオ・ラス・トーレスを目指す。今日の行程は山小屋から山小屋を距離にして11km、時間にして約4時間歩く程度なので余裕である。美しいノルデンフィールド湖を右手にパイネの角と呼ばれるウエルノス・デル・パイネなどの美しい山々が姿を現し美しい風景が絶えず移り変わる。単に移動と考えていたこのルートだがあまりにうれしい誤算で、天気も良くちょこちょこ展望の良い所へ寄り道してしまい結局6時間かけてしまった。しかし見晴らしの良いところへ出ると周りに風を遮るモノが何もなく強風で体を吹き飛ばされないようにするのがやっとである。パイネトレッキングへ行く人はセパレートタイプの雨具と強風への注意は必須である。
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