inボリビア_ウユニ1

1/3朝9時にバス会社に行ってもオープンしていない。10時になってもオープンしない。こいつら嘘ばっかかよ。Todo Turismoは諦め別のバス会社を探すことに。バスターミナル内には多くのバス会社のブースがあり1件1件あたっていくと、ほとんどの席が欧米人で埋まっているバスを発見。料金もBs120でお得なのでPanasurというバス会社に決定することに。19時にラパスを出発しウユニに到着は6時予定だ。最初の6時間オルーロまでの道は整備されており比較的楽だが、そこからウユニまでの残り5時間はとんでもない悪路でバスは常に揺れっぱなしだ。
1/4朝6時にウユニに到着。ウユニの見所は標高3760Mにあるウユニ塩湖だ。ウユニ塩湖はツアーで申し込むのが一般的で、俺は3泊4日食事付きで110$のツアーを申し込んだ。。事前にチリに抜けたいことを伝え最終日に国境で降ろしてもらうことに。ドル安のためか情報より少し料金が上がっていた。最初125$と言われ値切って値切ってなんとか110$って感じだ。ツアーは10時半スタートということだがそれまでにやる事がたくさんある。まずは朝食を済ませ周辺の宿でシャワーを浴びさせてもらい食料調達、最後に最も重要なチリ抜けするためのイミグレのスタンプをウユニで押してもらう。これを忘れると国境まで行ったはいいがウユニに引き返さなければならない。全て終え10時半スタート。ジープで荒野を1時間程走ると突如一面真っ白な塩湖が現われる。まるで別世界に来たような感覚に陥る。しかし残念なことに雨季だというのに水はほとんど溜まっていない。一面に水が溜まると鏡のような湖面を見ることができたのだが・・・少し残念だが一面真っ白の塩の大地も悪くない。真っ青な空と強烈な太陽の日差し、真っ白な塩湖のコントラストがたまらなく良い。俺のベスト5に加えておこう。しばらく塩湖を走ると塩湖内にある唯一の塩のホテル、プラヤ・ブランカに到着する。ほとんどの人はプラヤ・ブランカは見学のみだが宿泊することもできるのだ。俺は事前にプラヤ・ブランカに宿泊したい旨を伝え本日宿泊することに。案の定今日の宿泊者は俺一人だ。見学客が帰る16時以降は静寂に支配された一面塩の世界を独り占めだ。ラパスから一人ウユニへ来た甲斐があったというものだ。日も沈みかけようとしていたので外に出て夕暮れの空を拝もうとするが空は真っ黒な雲に覆われているではないか。この時期南米の天気は変わりやすく夕方頃になるとたびたび暗雲がたちこめる。しかし最後に一瞬太陽が最後の力を振り絞り真っ赤に燃えてくれた。その後は強風が吹き始めますます天気が悪くなる。しかしこの時ばかりは雨が降るのを願うのみだ。明日が最後のチャンス。今夜大雨が降り、明日の朝晴れてくれると鏡のように反射する湖面に太陽と空が映し出され最高の日の出を拝むことができる。そう俺にとっての今年初日の出だ。この日まで辛抱していたのだ。夕食時奇跡は起こった。沸点の違いからか味付けも含め今までで一番不味いパスタを食べている最中、俺の涙を反映するように大雨が降り始めた。あとは真夜中まで雨が続き、明日の朝晴れてくれるのを願うのみ。明日に備えて早く寝よう!
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