inペルー_プーノ1

12/28クスコからプーノへ!しかし旅に出て初めて明らかに騙された。ほんとやられたわ。前日クスコからプーノへのバスチケットを購入するためにバスターミナルへ行きオルメーニョ社(大手バス会社)と書かれた窓口でチケットを購入した。提示された金額は70ソルだったが交渉して60ソルにまけることに成功。しかしバスチケットをその場で直ぐにくれないのだ。明日7時半にここに来るように言われチケットの引き換えのための領収書だけ渡された。ここで気づくべきだったのだ。普通大手バス会社はその場でチケットを発行してくれるのに今回は発行してくれない。当日の朝チケットを購入した窓口へ行くとオルメーニョ社のプーノ行きのバスがなくなったから代わりにこちらのバス会社にしてくれみたいなことを言われた。写真で見せられたバスは最新のバスでキレイで料金も同じだということもありOKすることに。料金をディスカウントしろとは言ったが同金額のため無理だと言うのだ。バスの出発まで残り20分ほどだ。こっちは時間がなく早くプーノへ行きたくて焦っていたこともありバスターミナル使用料の1.2ソルしかまけることはできなかった。バスの出発20分前になってもチケットをくれない。結局バスの前まで窓口のおばちゃんがついてきて出発直前にチケットが渡された。理由はチケットを前日に渡すとバス会社や料金を知られるので直前までチケットを渡さなかったのだ。今回渡されたチケットには料金は記載されていなかったが普通はされている。つまり地元の人も利用する格安バスだということだ。実際写真で見せられたバスとも違ってたし俺が指定した酔いにくい中央窓際席でもなかった。格安バスは盗難も多いし運転手の質も悪いので乗りたくなかったのだがバスは発車直前で抗議している時間すらない。おばちゃんは全く悪びれる様子もない。こんなことがまかり通るのだ。バスの中で少し苛立ちを隠せなかったが、冷静になり次は必ず支払いと同時にチケットを貰おうと心に誓うのだった。後で分かったことだがバスのチケットは25ソルだったらしい。オルメーニョ社であれば60はまあ妥当だ。しかし良いこともあった。変更されたバスの席が2階の最前列の窓際で前面フルガラスのため見晴らしがとても良い。クスコからプーノへのバスの行程は途中4000M級の山を超えることもあり景色がめちゃめちゃ良いのだ。最近雨に悩まされていただけにとてもうれしい。山々の緑がとても鮮やかで快晴の青空と綿菓子のような雲との相性が抜群である。また視界に入る空の面積が非常に大きくこれぞ南米って感じだ。7時間程の行程を全く飽きさせない。ぼられた10ドルは素敵な景色と勉強料だと思えば気も紛れた。