inペルー_マチュピチュ2

12/26朝4時半起床。宿のオーナーに5時にお願いしていた朝食をすませ徒歩でマチュピチュを目指す。せっかくここまで来ているのにバスで一瞬で通り過ぎるなんてもったいなすぎる。本当はインカ道トレッキングもしたいところだが3泊4日、公認ガイド必須、入場規制、オフシーズン時でさえ1ヶ月前の予約などで断念。が、外に出ると大雨ではないか・・・一瞬戸惑うがすぐさま頭を切り替えバスでマチュピチュを目指すことに。バスの中で少々落ち込んでいたのだが、マチュピチュが眼前に現われると気持ちは一変される。雨もまた良いではないか。雨に打たれながら少し霧がかったマチュピチュはとても幻想的で空中都市の言葉を連想せずにはいられない。雨に濡れた石積みの壁や緑がより一層俺の目に色濃く映りこみしばらく丘の上に佇んでいた。一通り見終わった後ワイナピチュから遺跡までのルートを含めマチュピチュ全体を見渡そうとトレッキング開始だ。実はワイナピチュは1日500人の入場規制があり6時過ぎに到着した俺でさえ386番だった。徒歩で来ていたらワイナピチュへ行くことは不可能だっただろう。しかし雨の中ワイナピチュを登ったはいいが霧がマチュピチュ全体を覆っていて何も見えない。残念だが旅には不運なこともあるものだ。ワイナピチュからさらにダッシュで30分ほど下ると月の神殿がある。ここまで来る人はほとんどいない。しかも雨である。すれ違ったのは僅か2人のみ。正直ここまで行くのはとても辛かった。下りはまだいいが、猛ダッシュで下った30分を次は登らなければならない。雨と汗で体は冷えるし水は残り少なくなってくるし周りに誰もいないし最悪である。しかも月の神殿、はっきり言ってそこまでして見るべきものでもなかった。しかし見たいという欲求が勝るのであればぜひ見てほしい。そして俺と苦労を分かち合い祝杯したいものだ。
帰りのバスの席の隣のペルー人と仲良くなり一緒にランチをすることに。クスコで安くて美味しいセビッチェを食べさせてくれるお店や治安の悪い場所などいろいろ情報を聞くことができた。やはり早朝や深夜アルマス広場周辺を離れ丘の上のほうに行くのは危険らしい。地元の人の言うことは素直に聞くことにしよう(まあ人にもよるが)。もう一つ良い情報を入手。手頃な価格で軍パンを購入できるお店情報だ。実は俺のユニクロで購入した軍パンがこの2ヶ月間でボロボロなのだ。汚いだけならまだいいが大事な所が5cmほど破けて日に日に裂け目が大きくなってくるのだ。さすがにこのままでは公然ワイセツで逮捕されてしまう。明日中には購入せねば。
ポロイ行きの列車を待っていると駅で日本人のおじさん?に声をかけられる。なんでもポロイからクスコへ行くのにタクシーを割り勘してくれる人を探していたらしい。俺も探していたので助かった。まあタクシーが捕まらなければバスで5ソルで行けるらしいのでバスでもいいが。駅に到着すると6ソルと書かれた紙を持っている人を発見。1ソル高いが6ソルでアルマス広場まで行けるかと聞くと行けるらしいので一緒にバスに乗り込み無事アルマス広場まで。宿に戻りシャワーを浴びたいところだがシャワーは水だ。クスコは寒いのでシャワーは断念。近くにホットシャワーを浴びれる20ソルの宿を見つけたので明日は宿を変えよう。あ〜今日も充実の一日だ!
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