inクアラルンプール(1日目)

黒川紀章設計によるクアラルンプール国際空港(KLIA)に降り立つとまず誘導サインの親切さに驚かされた。単に英語の不得意な日本人だからかもしれないが、KLIAの案内板には日本語も併記されているのだ。なんて親切なんだと思いつつ市内へ行くためKLIAエクスプレスへ向かう。KLIAエクスプレスはKLIAと市内の入口であるKLセントラル駅をノンストップ、所要28分で結ぶ特急列車である。バスやタクシーでは2時間近くかかる距離を僅か28分である。RM35と少し割高だが貿易・商業・政治経済など国の中心的役割を果たしている首都クアラルンプールの需要にマッチしたすばらしい乗り物だ。どうしても成田と比べてしまう。そういえば羽田、成田のハブ化問題は今どうなっているのやら。
クアラルンプールでは3日滞在予定だ。ただ3日目の午前中発の飛行機のため観光に費やせる時間は1日しかない。実はクアラルルンプールへはシェムリアップへの乗り継ぎ程度にしか考えていなかったため特にすることがない。ツインタワーでも見に行くかってな感じだった。だったのだが数日前大きな目的が発生した。俺の相棒の一眼レフのセンサーに埃が進入してしまったのだ。NikonのHPで修理してくれそうな国を探すとクアラルンプールを発見。俺の旅のルートを見る限りここしかないと判断し、東京の営業所にクリーニング可能かどうかメールで問い合わせると返ってきた答えが現地の営業所に相談してくださいの一言。怒りを通り越して呆れてしまったのでこれ以上のやり取りは無駄と判断し、本日現地の営業所へ一眼レフを持参し、remove dust in my cameraとか必死で説明するとなんとか伝わったみたいで無事クリーニング完了。その後ホテルの近くのチャイナタウンで食事を済ませホテルへ。今日は早く就寝して明日はクアラルンプール随一の繁華街ブキッ・ビンタンでも行ってみるか。