海外でのiPhone使用方法

日本で購入したiPhoneを海外に持って行くにあたっていろいろと不都合なことが発覚してきた。日本と韓国以外、世界の携帯はGSMと呼ばれる方式を採用しており日本で特定のキャリア(ソフトバンク)と契約しているiPhoneを持って国外に出ると後で恐ろしいほどの金額が請求されるのだ。日本でiPhoneを使用する感覚で海外でもiPhoneを使用すると1週間で数十万円になるだろう。この莫大な請求を回避する方法としては3通りある。1つはどのキャリアとも契約していないSIMフリー版のiPhoneを海外で購入し、訪れる国々で購入したSIMカードを差し替えて使用することだ。SIMフリー版のiPhoneは香港の街頭などで、SIMカード自動販売機やスーパーなどで購入できるらしい。iPhoneの上部にある小さな穴を針のようなもので差すとSIMカードを抜き差しできる。そうすることでどこの国々でも日本で使用するのと同じようにネット・メール・通話が低価格で利用可能だ。もう一つは日本で購入したiPhoneの機能を制限して海外で使用する方法だ。具体的にはiPhoneの設定でデータローミングをoffにする(ネット、メールなどの使用を制限)、位置情報サービスをoffにする(GPS機能を制限)、3Gを有効にするをoffにする(通話機能を制限)。以上3つの設定をすればよい。ネットを使用したい時はホテル・駅・空港・カフェなどのWi-Fiネットワークを使用すればよい。これによりウェブ閲覧・フリーメールチェック・Skypeでの無料通話が可能となる。その他iPhoneの一般的な機能である便利なアプリ(iPod・言語ガイド・地球の歩き方・通貨換算など)機能は健在なので制限をかけてでもiPhoneを持っていく価値は高いだろう。最後の方法は日本で購入したiPhoneを自分でSIMロックを解除してしまう方法だ。YahooオークションなどでSIMロック解除のソフトが低価格で購入できたりする(ただしこの方法は自己責任で)。余談ではあるがiPhoneの充電器は電圧100〜240Vまで対応なので変圧器の必要はまずない。